STAND BY HOMEの平屋実際のところを調べてみた
スタンドバイホームとは、大崎市にある「株式会社 タカカツ建材」が展開する、主に東北エリアを中心にフランチャイズを展開しているハウスブランドです。
スタンドバイホームの一番の特徴は、一戸建ての平屋住宅に特化した家づくりをしていることです。その内外装デザインは洗練されており、5つの異なるコンセプトを持つラインナップがあります。また、お客様の希望に応じて標準プランをアレンジすることも可能です。
以下では、スタンドバイホームの特色、価格、そして評価について詳しく見ていきましょう。
平屋の特性を活かした空間づくり
スタンドバイホームの住宅は、平屋の利点を活かした独特の空間づくりが評価されています。家族が集まるリビングを中心に、広々としたウッドデッキや庭と繋がる開放的な間取りが魅力です。
また、高い天井を活かした空間利用も特徴的です。例えば、勾配天井を利用した広々としたリビングや、ロフト部分に個室を設けるなど、平屋ながらも上下の空間を有効活用しています。
一般的に平屋は収納場所に困ることが多いですが、スタンドバイホームの住宅では収納スペースもしっかりと確保されているため、その点でも魅力的です。
木質感のあるシンプルデザイン
スタンドバイホームの住宅は、ナチュラルな住空間を提供しています。そのデザインは、無駄を削ぎ落とし、素材本来の美しさを最大限に引き立てるシンプルなものです。
ローコストでもおしゃれな平屋
本体価格の目安 | 坪単価の目安 | |
YAT(ヤット) | 1850万円 | 58万円 |
CARRE(カレ) | 2376万円 | 62万円 (延床面積126.79㎡、38.35坪) |
COSTA(コスタ) | 2057万円 | 78万円 (延床面積86.44㎡(26.14坪) |
一般的に、新築の本体価格は坪単価で見ると50万〜70万円の間に収まることが多いです。
この範囲を具体化するために、人気のモデル、「YAT(ヤット)」、「CARRE(カレ)」、そしてアメリカ西海岸風のウッドハウスデザインの「COSTA(コスタ)」を見てみましょう。
以下にそれぞれのモデルの本体価格と坪単価を示します:
- YAT(ヤット):本体価格は1850万円で、坪単価は58万円。
- CARRE(カレ):本体価格は2376万円で、坪単価は62万円。延床面積は約127平方メートル(約38坪)です。
- COSTA(コスタ):本体価格は2057万円で、坪単価は78万円。延床面積は約86平方メートル(約26坪)です。
スタンドバイホームの顧客の口コミによると、建物本体のみで見ると坪単価は50〜60万円となりますが、その他の家づくりにかかる費用で追加500〜600万円程度が必要になることが多いため、合計で考えると坪単価は大体70万円程度になることが多いようです。
家を建てる際には、建物本体費用以外にも多くの経費が発生します。これには、一般的に以下のようなものが含まれます:
- 諸経費
- 付帯工事費用 これらを考慮に入れると、予算は建物本体費用にプラスで500〜600万円程度見積もると良いでしょう。さらに、外構費や土地代なども考慮に入れる必要がありますので、これらにも目を向けておくことが重要です。
口コミ・評判
ここからは、スタンドバイホームで施工した方の口コミをご紹介します。
・足に伝わる杉の柔らかさが気に入りました
・窓の断熱が良いせいか、日差しが入っていても暖まりにくい気がします。 夏はデッキの軒が深く日が入らないので、メインの窓はあえて断熱性能を下げるのもありかもしれません。 近頃暑くなってきましたが、家の中の方が涼しいことが多いです
・床材は傷つきやすいです
・ウッドデッキの広さは十分でした
総合すると、概ね満足という意見が多く、床材が傷つきやすいという口コミが多く見られました。これは、床材に杉の木を使用しているためで、杉はやわらかく冬も暖かいメリットがある反面、傷がつきやすいデメリットもあるためです。
口コミの中でも暖かいという意見が多いように、一般的なフローリングのヒヤッとした感じはないようです。
参考: https://m.e-mansion.co.jp/thread/628788/
まとめ
スタンドバイホームは平屋に特化した注文住宅を扱っている点が特徴で、建材に使用する木材は宮城県の森で伐採した無垢材を使用しています。
コンセプトの異なる5つの平屋商品は、縦の空間を有効活用した開放的な間取り設計が多く、本体の坪単価は50~70万円前後の事例が多く、ローコストな住宅と言えるでしょう。
口コミは、概ね満足という意見が多く、床材の傷つきやすさなどのデメリットはあるものの、木材由来の暖かみのある住宅で、寒い東北地域で平屋を検討している人にはおすすめの会社と言えます。